番号 | b6 |
分野 | 大規模破壊実験のための振動台加振手法および計測・処理技術 |
タイトル | 震動台テーブル制御のロバスト制御によるベンチマークテスト |
著者 | Ο劉 寰(千葉大学工学部) 野波健蔵(千葉大学工学部) |
概要 |
震動台の加振制御はこれまでPID制御を中心とする設計法が採用されてきた,しかし,現在,施工が進められている実大3次元震動台の加振制御においては,PID制御をベースとした加振制御法のみでは十分に目的を達成できないと思われる。そこで,本研究は震動台の加振制御法として,非線形ロバスト制御であるスライデイングモード制御、線形ロバスト制御であるH-infinity制御及びロバスト制御系のLQI制御を適用して制御性能を比較する。特に,ここでは1軸震動台の加振制御についてステップ目標値入力を印加して得られる定常応答について詳細に検討した,このシステムの中の二つパラメータについてシミュレーションを行った。一つは非試験体のばね定数Ksであり,もう一つは震動台上の搭載 試験体の質量mである。mは400t,500t,600tとした。シミュレーションは二つの条件で設計した場合について検討した。一つは被試験体のばね定数をKs=104Kgf/cmと仮定して制御系を設計し,実際には被試験体のばね定数が変動してKs=104Kgf/cmからKs=107Kgf/cmまで変化させた場合。もう一つは,被試験体のばね定数をKs=107Kgf/cmと仮定して制御系を設計し,実際には被試験体のばね定数が変動してKs=104Kgf/cmからKs=107Kgf/cmまで変化させた場合である。 |
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